鋭い洞察力の導き人・木南了 ~捕手経験から得た財産を社会還元する旅~

鋭い洞察力の導き人・木南了 ~捕手経験から得た財産を社会還元する旅~

みなさん、こんにちは!

Noble Actionです!

 

前回のブログでは、アナリストとしてさらなる高みを目指している遠藤央人を紹介しました!アナリストしての理想の姿をしっかりと決めた上で活動し、誰にでもわかりやすくデータを提供しようとする丁寧さに魅力を感じました。

 

ところでみなさんは野球のポジションにおいて、どこのポジションが難しいと感じますか?9つのポジションはそれぞれに役割があり、感じ方は人それぞれだと思います。ちなみにグラウンド上の監督と呼ばれる捕手はどうでしょうか。とてもやるべきことが多く、大変なところです。その一方で多くの魅力もあるところだとも言えるでしょう。

 

私たち、Noble Actionのスタッフには現役時代は捕手の最前線で活躍し、ユニフォームを脱いだ今でもキャッチャーコーチとして、情熱を注いでいる人物がいます。という訳で、今回は木南了(きなみ・りょう/以下:木南)を紹介します!

 

 

捕手の役割と本質

 

木南は千葉経済大学附属高等学校の出身で、これまで当ブログで紹介した大野貴弘代表取締役や竹島弘晃執行責任者の後輩にあたります。当時から正捕手として、高校3年時にはチームを県大会ベスト8に導きました。

 

その後、進学した帝京大学では主将を務め、社会人野球では日本通運でも活躍しました!そして現役を引退したのは2024年なのでまだそんなに日が経っておらず、彼のプレーを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

 

こうして捕手の第一線で活躍してきた木南。今回、お話を聞くにあたり最初に気になったのは何度も大舞台を経験してきた選手自身、自分のポジションについてどのように考えているかでした。

 

「捕手にとって1番大変な役割は技術や配球ではなく、投手と向き合い続けることだと思っています」

 

ここで試合の様子を想像してみましょう。野球は投手がボールを投げるところから始まります。つまり、9つのポジションの中で1番注目度が高いところであり、打者を抑えれば球場が湧き、その一方で打たれると厳しい目が向けられてしまうのです。

 

「投手はマウンドでは孤独」という言葉を聞いたこともある方もいると思います。木南はそのことについては次のように話しています。

 

「投手は結果が出なければ責任を一身に背負い、調子が悪ければ自分自身と闘い続けるのです」

 

野球において投手が投げるボールで試合の行方を決めてしまう場合もあるので、1番身近にいる捕手が孤独の投手の力になるために必要な心構えがあるそうです。

 

「相手(投手)のことを認めること」

「自分が人を動かせない存在だと理解すること」

 

いわば、この2つを受け入れることが捕手としてのスタートラインだと木南は言います。投手が苦しんでいるときに何ができるのか。できることとして、声掛けや間合いをとるなど数多くのことがあるのですが、場面によって適切な向き合い方があるため、果たしてそれが正解なのかと常に自分自身に問い続ける必要があるのです。

 

社会人野球で得た財産

 

社会人野球では日本通運でプレーした木南、時にはベンチ入りすらできない日々を経験しました。「選手は試合に出てこそ」という見方もありますが、当時の木南にとって苦しい時間が続きましたが、そのおかげもあり、新たな考えも得たといいます。

 

「試合に出られなかった時期は正直、苦しかったです。しかし、その時間が1番価値のある経験だったと思います」

 

たとえ試合に出られなくとも、木南は

「チーム全体を見る機会」

「勝つために何が必要か」

「自分がいなくてもチームが機能する現実」

 

この3つを冷静に受け止めることができたことあり、その数年後に現役を退くときには「自分が試合に出ていなくとも大丈夫」とスッキリとした気持ちでユニフォームを脱ぐことができたそうです。

 

その一方で決して苦しいことばかりではありません。木南は侍ジャパンにも選出されています!日の丸を背負って戦えるのはまさに選ばれた選手のみ。その中に木南の姿があったのです。

 

社会人代表が出場する国際試合は台湾でのウインターリーグをはじめ、アジア競技大会、アジア選手権と様々な種類があります。木南はWBCでも切磋琢磨する台湾や韓国をはじめ、フィリピンやラオスといった野球発展途上の国々とも対戦した経験を持ちます。

 

こうして海外でプレーして得た経験について木南に次のことを感じたそうです。

 

「スポーツという側面では勝った方がいいですが、それよりも国際大会では文化や環境の違いを理解することが何より大切だと学びました。実力以前に選手たちが目の前のプレーに一生懸命向き合う姿が美しかったです」

 

近年は海外でプレーする選手も増えてきました。色々な地域の野球を観たり、違う場所でプレーすることも大きな人生経験になることでしょう!

 

捕手として1人の人間として

 

2024年に現役を引退した木南ですが、現在ではNoble Actionでキャッチャーコーチを務めています。高校の先輩でもある大野と出会いも木南の考え方を変えた大きな出来事だったとのことです。

 

「数字をどのように野球の現場に落とし込むか、数字をどのように『使える言葉に変えるか』を考えるようになりました」

 

木南は現在の野球界の流れについて「大きく変化している」と言います。それは物事の正解の定義が多種多様になり、正解の幅が広がってきていると感じています。このような流れの中でこそ、自分の感性や知性を大切にしたいですね!

 

物事を深く考え、国内外での様々な経験を積み、日本代表にもなった木南の強みとは一体、何でしょうか。本人いわく

 

「苦しいところからでも成し遂げていける力」
「なろうと決めた場所には、必ずたどり着く意志」
「投手の気持ちが分かる感性」
「最適な答えを探し続けられる思考力」

 

これまでの野球人生で得た知識や経験、そしてこれからの選手に対して伝えていけるもの。それは彼の上記の4つを活かした寄り添う気持ちと行動なのです。捕手として得たものは必ず社会でも役に立つと信じて...

 

今後も選手を支える木南の「野球旅」は続きます。その道は長く果てしなく。

 

次回をお楽しみに!

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